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会長ご挨拶

全国生コンクリート工業組合連合会 全国生コンクリート協同組合連合会 会長 吉野 友康

新年明けましておめでとうございます。

平成30年の年頭にあたり、連合会会員及び所属員の皆様、関係各界の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。

昨年も世界中でいろいろな出来事がありました。海外においては、米国でのトランプ大統領就任、中国での習主席体制の強化、欧州ではポピュリズムの台頭、及び北朝鮮の核問題と心配な出来事が次々と起こりました。一方、国内に目を転じますと、東芝の粉飾決算、神戸製鋼所のデータ改ざん、旅行会社「てるみくらぶ」の破たんといった暗いニュースがあった中で、将棋界では中学生藤井四段の快進撃、陸上界では桐生祥秀選手が日本人初の100m9秒台達成といった明るい話題もありました。

このような状況下、私共の生コン産業では平成29年度上期の生コン出荷量が4,170万m3となり、対前年比102%と4年ぶりに前年度実績を上回りました。しかしながら、前年度の実績が過去最低水準であったことを勘案致しますと依然として厳しい状況が続いていると言えます。

昨年6月の定時総会で会長に就任した際、私は3つの重点課題を掲げました。

先ず1つ目は、品質への取組であります。生コンの品質は、20年以上にわたり実施されている品質管理監査制度により大きく底上げされてきました。今後も全国品質管理監査会議の友澤議長や辻副議長の下でマンネリ化することなく、時代の要請に応えながら更なる品質向上に取り組んで参ります。

2つ目は需要減への対応であります。先ずは全国各地で定期的に生コンを使って貰える環境づくりが重要であります。「生コン議員連盟」や関係官庁のご助言やご指導も頂きながら公共工事予算の確保を強く訴えております。また同時にコンクリート舗装の普及・拡大やi-コンストラクションへの対応、更には工場集約化に向けて「集約化ハンドブック」の改訂も進めて参ります。

3つ目は業界のイメージアップであります。従業員の方々に働き甲斐を感じてもらうために、また若い人材を確保していくためにも重要な課題であると考えています。そこで、各地で既に実施されているイメージアップのための活動を、分かり易く解説した「活動事例集」を作成しています。会員の皆様には、これを参考に、これなら出来る、これをやってみようという活動を是非お願いしたいと思います。また、イメージキャラクターの募集を行いました。一般の方に広く応募を呼び掛けて頂くことを通じ、地域との繋がりを強めたり、生コン業界の存在をPRすることへの一助になったものと思います。

近年、激甚化する自然災害に対する防災や復旧工事において、全国各地の生コン産業が果たす役割は大変大きなものがあります。安心で安全な社会の基盤整備のため、従来に増して技術向上に努め、生コンの高品質化と安定化を図っていくことが生コン産業の社会的地位の向上にも繋がると考えます。

将来への生コン産業の持続的発展に向けて、本年も引き続き連合会と組合の皆様で自助努力と相互扶助の精神のもと一致団結し、様々な難局について知恵を出し合って乗り切って参りたいと思います。

本年が皆様にとりまして、佳き年となりますよう祈念申し上げ、年頭のご挨拶と致します。