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生コン舗装施工

生コン舗装施工の手順

生コン舗装施工の手順を2004年6月岩手県衣川村で行われたデモ施工を例に紹介します。

はじめに

当連合会では生コンクリートで生活道路などを舗装する生コン舗装の普及に取り組んでいます。生コン舗装は、高温な材料を敷きならすアスファルト舗装に比べ施工が簡単で丈夫なため、経験のない住民の方でも作業が可能で経費を抑えることができます。

アスファルト舗装 生コンクリート舗装
  • たわみ性が大きく、変形に対して比較的順応しやすい
  • 維持修繕が容易である
  • 施工が簡単である
  • 丈夫で磨耗に対する抵抗が大きい
  • 表面が白色系なので夜間などでの視認性が良い

ここでは生コン舗装施工の手順を、2004年6月、岩手県衣川村で行われたデモ施工を例にご紹介します。舗装のグレードは村道で、工事規模は厚さ10cm、道幅は2.5m、長さ128mです。

デモ施工当日の現場の様子

当日は県内外から大勢の方々が見学に来られました。衣川村は藤原氏で有名な平泉中尊寺にほど近い美しい村で、施工現場は村営衣川荘のすぐ下の村道です。施工された皆さんはこの近くにお住まいののボランティアの方々11名です。ほとんどの方が初めての道づくりでした。