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打設工程

生コン舗装施工の手順

生コンの荷おろし、敷きならし、締固め、表面仕上げ、目地の設置、粗面仕上げの順に舗設する。

2-1 生コンの荷おろし

生コン車のシュートを動かして出来るだけ打設箇所に近い位置で生コンを下ろします。生コンはスランプ8cm、施工厚は10cmでした。

第1台目の生コン搬入

2-2 敷きならし

スコップやくわなどで型枠に付けた目印の高さに敷きならします。

2-3 締め固め

フロートやコテで敷きならしたコンクリートを平らにします。このとき型枠に付けた仕上げ高さの目印にコンクリートの高さをあわせます。建設会社による施工では締め固めにバイブレーターを使用しますが、バイブレーターが無い場合は、足で踏んだりくわなどでたたく動作を繰り返すと、よく締め固めることができます。

敷きならしたコンクリートを平らにする

2-4 表面仕上げ

フロートで表面をきれいに仕上げます。フロートを前後に小さく振動させながら手前に引くのがコツです。型枠に近いところは必要に応じてコテで修正します。
コンクリートが硬いときはハンドタンパの様な道具が威力を発揮します。

ハンドタンパ

2-5 目地の設置

表面仕上げが終わったら5m~10m間隔に厚さ10mm程度の目地板を、コンクリート表面よりわずかに沈むくらいの深さまで埋め込みます。
目地板の深さは、舗装厚さの3分の1程度で十分です。

2-6 粗面仕上げ

最後に粗面仕上げとして、横断方向にほうき目を入れます。 ナイロン製のほうきで、奥から手前に軽くまっすぐに引きます。

舗設の工程はここまで。
この日は6時間半で48m³の生コンを舗設しました。