生コンクリート産業は、昭和二十四年十一月十五日に生コンクリートとしての初出荷をみてから三十九年を経過した。
先人の情熱と努力の下、戦後の復興と高度経済成長に支えられ、今や二兆円規模の産業に発展するとともに、建設資材産業として重要な位置を占めるに至っている。
生コンクリート産業に関わる我々は、社会資本整備の一翼を担う者としての誇りと、その社会的使命の重大さを認識し、組織活動による経営の合理化・近代化を促進して、高品質・安定供給・適正価格の三原則の実現を図り、社会の発展と国民生活の向上に貢献することを期して、十一月十五日を生コンクリート記念日に制定することを、ここに宣言する。
昭和六十三年十一月十五日
全国生コンクリート工業組合連合会
全国生コンクリート協同組合連合会